千葉駅周辺の再開発について 千葉駅新駅舎×女子大生さん

本日新駅舎開業となった千葉駅周辺で撮影！取材にご協力いただいたのは市原市が地元の女子大生さんです！

長年利用してきた千葉駅の綺麗になった駅舎を見て感動したという彼女、来年の駅ビルオープンが楽しみだと話してくれました！

ご協力ありがとうございました！

本格的に工事が開始されたのは2011年、細かい工事(店舗閉店など)を含めれば2008年頃からでしょうか。長かったですね。。。大学一年生の彼女からしたら千葉駅の記憶のほとんどが工事中の姿なわけです(笑)千葉県のサグラダファミリアと言われている千葉駅建て替え工事ですがまだ工事は続きます！本日開業したのはほとんどが改札階のみで、残りの駅ビル部分などは2018年度に完成する予定です。

【今後のスケジュール】

2016年11月20日　改札階、エキナカ一部、駅ビル1階の一部オープン
2017年春　エキナカ4階オープン予定
2017年夏以降　駅ビル(2階～7階)オープン予定
2018年夏以降　グランドオープン(駅ビル地下1階、1階)

今回は同エリアで予定されている再開発の予定を見ていきましょう！

【JR千葉駅　駅舎・駅ビル建替え事業】

平成23年10月に本体工事に着手、約5年が経過した平成28年11月20日に第一期として駅機能とコンコースを線路上空の3階に移設、同時に3階部分の駅ナカ店舗がオープンとなりました。

駅ナカ施設「ペリエ千葉エキナカ」は48店舗がオープン。「新千葉 Local eats」「アーバン Dining Style」「チバラー Stand」の3つのエリアに分けられ、「新千葉」は生鮮や惣菜など、「アーバン」はスイーツや生活雑貨など、「チバラー」は飲食店が入店しています。全面的なオープンは2018年夏以降の予定で、最終的には屋上庭園、文化交流施設(ホール)、子育て支援施設(保育園等)、医療施設などが設置される予定です。

【千葉駅西口地区第二種市街地再開発事業B工区】

画像出典：千葉市HP

A工区が竣工して綺麗になった千葉駅西口エリアですが、病院、スポーツジム、ドラッグストア、スーパーマーケット、駐輪場、賃貸住宅などが入る複合施設が建設されます。敷地内には公園も設ける予定です。

【千葉駅東口地区再開発】

画像出典：千葉市HP

駅前のバスロータリーに面した地区で、現在複数あるビルを一つに集約するとともに、駐輪場を整備します。ビル内には商業施設、オフィスを誘致する予定です。

【JR千葉支社跡地再開発】

千葉駅の東口と西口の間にあるJR千葉支社跡地ですが現在は駅建て替え工事の作業場として一部が使われており、将来なにが開発されるのかは未定です。駅前の一等地ですから作業場としての役目を終える2018年度以降に期待です。

千葉駅近辺ではパルコ、三越の閉店が発表されました。これは残念なことではありますが、千葉駅周辺が変わるべき時が来ているということでしょう。実際にセントラルプラザが閉店した際も不安の声が上がりましたが高層マンションが建設され街は衰退するどころか住まう人が増え活性化しました。しかし、駅距離がある商業施設では集客できなくなっていることは事実で、駅ビルが全面開業、東口、西口でおこなわれている駅前再開発が完成すれば尚更です。

となればパルコ、三越跡地を数十年単位の未来を想像して跡地利用をしていかなければいけません。街も人も生まれ変わります。そのためには街のスクラップアンドビルドは必要であると考えます。

千葉駅周辺の商業施設になぜ転換期が来ているのか？以前は千葉駅周辺まで買い物に来ていた層の流れが変わったことが一番の要因でしょう。例えば成田エリアではイオンモール成田(旧イオン成田ショッピングセンター)が2000年に開業、幕張エリアではイオンモール幕張が2013年に開業するなど商業施設の競争が激化しています。

しかしながら千葉駅周辺に住みたいという層は多く、今後は商業だけの街ではなく住まう街としても成長していくことでしょう。パルコ、三越閉店のニュースを見て「残念」という気持ちはありますが、それ以上に「楽しみ」であるという気持ちの方が強く、けして暗い未来ではありません。まずは来年春のエキナカ4階のオープンに期待しましょう！