※YouTube動画の文字起こしverとなります
どうも!マンション評論家のマンションマニアでございます!
2025年の総括動画となります。
本年も動画、ブログ、SNS、そしてマンションカウンターにて皆様には大変お世話になりました。
いつもいつも本当にありがとうございます!!感謝申し上げます。
大変ありがたいお話しではありますが今年は例年以上に個別相談会の業務が忙しく動画の更新が少なくなってしまい大変申し訳ございませんでした。
個別相談会の枠自体は増やしていないのですが中古マンションを検討する方の割合がとにかく増えた一年でした。
新築マンションは供給数が少ないですし、シンプルに高いですから中古に流れるのは自然の流れかとは思います。
とくに郊外では新築と中古の坪単価差が大きいですからね…高すぎでしょうと感じる新築マンションが増えまくりました。
そんな中で郊外では新築マンションの供給が続きますから2026年はマーケットが落ち着く可能性は低くなさそうではありますね。
また、今年は含み益を確定させつつ広い部屋を求めての住み替え相談も多かったです。
買える価格の範囲内では東京の便利な場所はあまりに部屋が狭すぎるため郊外の便利で住環境が整ったエリアに住み替えるイメージですね。
すでに含み益がある方からすれば現居を売却することで戻ってくるお金で購入できてしまうことも多く、人生仕上がることすらできてしまいます。
もちろん働かないとはいかないまでも無理せず楽しく働いて暮らしていけるレベルにはなりますからね。
新居は低金利の住宅ローンで購入することで含み益を別の投資で運用できることも大きなポイントと言えるでしょう。
その含み益で投資用にマンションを購入したいという方も多かったためお刺身おじさんへ相談される方も昨年以上に多かったです。
中古もそうですがとくに新築は人気物件とそうでない物件の差がすごく、人気物件は海外マネーも流入していることもあって非売品化されてしまった印象です。アンダー販売も増えましたし選ばれし者、強運の者でないと買えない世界です。
転売防止措置も増えてくるなど良い流れはあるものの『もう少し早くやってよ…』と思われた方も多いはずです。
もたもたしているうちに価格が上昇、都心部で一般的なサラリーマンが背伸びしたくらいで購入できる新築マンション、とくにタワマンはもう供給されないかもしれないと考えるとなんだか悲しいですね。
住宅購入という世界だけを見れば私みたいなおじさんばかりが良い思いをして若者が苦労するという時代。
なんだかもどかしいですが若者の特権とも言える50年ローンなど側の部分は整っているためそれを活かし前へ進んでいただきたいところです。
言わずもがなですが長い目で見れば買う方が有利であり、分譲が高いから賃貸と言うのは危険すぎる考えだと思います。
もちろん何を買うかも大事ですが賃貸のままでいいというのは本当の本当の本当におすすめできません。
インフレ時代なのですから…
どこでもよければ話は別ですが安心・安全・快適に暮らせる住まいは賃貸だって賃料が上昇していく可能性が高いわけですからね。
若者ではないけどまだ買っていないという方も遅くはありません。
ほとんどの方が『もっと早く買っておけば…』となっているでしょうけども数年後に同じことを思うことがないように今動けば良いのですから。
ただ、そんな『マンション価格が高くて買えない!!』と言われる時代でも実は水面下ではけっこういい買い物ができた方も多かった一年です。
とくに今年の後半はチャレンジ価格が決まりにくくなり成約ベースではだいぶ値下げがなされたパターンも多かったです。
皆様ご存じの通りかと思いますがホームズやスーモなどに掲載されている中古マンションですがその売り出し価格で決まるかと言えばそうではありません。
もちろん満額で決まる物件もありますがそれは最初から適正価格であったり好条件の部屋であることがほとんどでありチャレンジ価格がサクッと決まる時代ではなくなったという印象を受けます。
実際に買い側のエージェントとして中古マンションを検討する際に数百万円はもちろんこと数千万円引きで手にできた事例もありました。
もちろんこれは数百万円、数千万円お得に買えたということにはなりません。あくまで適正価格、相場の価格になったというだけではあるのですが交渉するという気持ちがなければ見学すらしなかったかもしれません。
例えば予算1億円の方が売出価格1億円の部屋だけを見学するべきかというとそれはNO!!です。
適正価格が1億円の部屋ならいくらで売り出されていようと見学すれば良いのです。適正価格までは値下がる可能性が十分あるわけですから。
適正価格よりお安く買うのは激ムズでも適正価格で買える可能性というのは普通にあります。
ちゃんと説明しないと『私たちの予算は1億円なのに1億2千万円の部屋を紹介してくるとかさいてー』となりやすいためしっかりと事前に説明しますが予算超えの売り出し価格の部屋もそれが高値チャレンジなら見学すべきです。
適正価格までの交渉は失礼にはあたらないですから。
だって相手も適正価格は仲介から聞いているでしょうから知っているはずです。
高値チャレンジが決まりにくいとなればこれまで以上に予算オーバーであっても検討候補に入れてみることをおすすめしたいです!
もちろんすでに適正価格の物件に指値ぶち込んでもそれはKYなだけなのでご注意ください(笑)
その辺りは買いのエージェントとしてしっかりサポートいたしますのでご安心いただければと思います!
来年は少し相場が落ち着くかもしれません。いやまだ値上がるかもしれません。大暴落するかもしれません。
未来のことは分かりません。
でも時が過ぎていくことは確かです。
毎年恒例、沼ちゃんのお言葉
『今のベストを掴みたい』
これは本当に大事なことです。
いつの時代も今のベストを掴むべきです。
両親、友人、同僚などに住宅を購入することを伝えた際に
「今は買い時じゃないでしょ」
「2020年以降まで待ちなさい」と言われたらこう答えましょう。
「いつくるかわからない日を待つよりは、今のベストをつかみたいんです。」
これ、本当に大事なことです。 pic.twitter.com/5jY9xVhz9e
— マンションマニア (@mansionmania) November 25, 2017
とはいえ住宅ローンを組んでマンションを買うならそのマンションに縛られないかどうかも大事です。
価値観は変わります。何があるか分かりません。
独身だろうと年齢によって価値観は変わりますし結婚すれば二人が楽しく暮らせるかがポイントになり相手の意見も取り入れた街とマンション選びをすることになります。
子供ができればとにかく子供のことを優先したくなるでしょう。
子育ては怖くなくても何より子供が健康に育ってくれるかどうか。
だから街の安全性、治安や道の広さが気になる。
子どもが大きくなってきたら学校までの距離や通わせたい学校があるのかどうかで住みたい街も変わる。
家族数が増えれば求める部屋の広さも変わる。
とにかく子どもファーストになる。
とはいえ自分たちが稼がないと子どもを育てることはできない。
だから通勤時間はもちろん、何かあった時にすぐに保育園などに駆けつけられる距離なのかどうか。
当初は二馬力だったけども1.5馬力、なんなら1馬力になるかもしれない。
そうなればマイホームへの予算感も変わる。
だからこそ家族構成が固まるまでは縛られる家を選んではいけないのです。
リセールも意識すべきです。
その意識を軽減させるためにも早めの資産形成が大事だと考えます。
できれば独身時代、遅くとも新婚当初にマイホームを購入して資産形成を進めてほしいです!!
ぜひわたくしマンションマニアへご相談くださいませ!!
皆様からのご相談お待ちしております!!
マンションマニアの売却相談サービス(囲い込みなし!!売却物件募集中です!!)
総括が長くなってしまいましたがおまけとしてマンションマニア的2025年ビビビときた新築マンションベスト3を動画でご紹介できればと思います。
例年はPVランキングをブログで公開しているのですが今年はマイベスト3を軽く語れればと思います。PV集計する時間がなく…お許しくださいませ。
対象は記事化した物件、今年になって販売開始した物件です。
選んだ理由はすべて共通しており『また同じような物件に出逢いたい』と思えたということです。
完全に独断と偏見ではあります。
ただ、似たような物件は早々出ないかなぁ~とも思えるくらい良い物件たちです。
それでは第三位から!!
三位:THE RESIDENCE 新鎌ケ谷 TERMINAL FRONT
THE RESIDENCE 新鎌ケ谷 TERMINAL FRONT 予定価格と間取り 駅前の鎌ケ谷市内№1マンション誕生
いや~良かったですね~!!
個別相談会経由では若年層カップルさんに多く購入いただきました。
部屋によっては抽選になっていましたが大乱闘祭りみたいな感じではなく無事に買えた方が多かったです。
北総線、新京成もとい京成松戸線、東武アーバンパークラインの新鎌ヶ谷駅前、表記上はビル敷地が含まれるため駅直結は謳えませんでしたが実質駅直結みたいなものです。
車での移動が不便なエリアですが駅前で日常の買い物が済ませられるなど便利なロケーションです。
そんな中で価格ですよ価格。
平均坪単価は約280万円と若年層にもとっつきやすい価格帯でした。
60㎡ちょっとの広めの2LDKなら5000万円前後、70㎡ほどの3LDKでも6000万円前後、世帯年収1000万円に満たないカップルでも手が届く価格、それでいてリセール面も悪くないでしょうから資産形成にも繋がります。
もちろんエリア柄戸建にも手が届いてしまう価格なわけですがロケーションも規模感も外観デザインもマンションらしいエッセンスがあるため問題なし。
もちろんディスポーザーも付いています。
こういった一般的な収入の若年層でも購入できるスペシャルな新築マンション…今後容易ではないでしょうけどもまた出逢いたいものです。
続いて第二位は場所が大きく変わりましてこちら!
二位:ブリリア二番町
ブリリア二番町 予定価格と間取り 現実路線の価格×賃貸不可×半数以上が地権者住戸
良かったですね~!!
パワーカップルでも手が届く価格帯で供給してくれた都心物件です。
総戸数の半分強が地権者住戸の建て替え事業、補助金も入っているためか賃貸禁止など申し込みの厳しいルールもありましたが高倍率となっていました。
平均坪単価は1200万円弱とそれだけ聞くとあまり安くないものの坪単価1000万円未満の部屋も多く設定されており都心で働くパワーカップルであれば手が届く部屋もありました。
番町らしさは薄いロケーションでしたが麹町駅徒歩1分と足回りが良く『部屋の広さは妥協しても都心で子育てしたい』という方にはかなり合ってくる物件でしたよね。
工事が進んですでに存在感ありますが19階建てとエリア内では背が高いですから竣工すればさらに目立つでしょうし、免震構造などスペック面も高めでした。下がり天井が厳しい間取りはありましたがあの価格ならご愛敬でしょう。
こういった都心派パワーカップルが狙えるザ・都心千代田区アドレスの新築マンションって今後出てくるのでしょうかね…
また出逢いたいものです!!
それでは第一位の発表です!!
第一位は…もちのろんこちらでございます!!
一位:フォレア
FOREA(フォレア) 第一期の価格と間取り 満足度重視の方におすすめです!!
いやいやいやいや良かったですね~。
わたくしマンションウォッチをスタートしてから約25年、これまでの郊外物件でベスト1です。
25年間見てきた郊外物件の中で一番ときめきました。
とくに最上階のプレミアムが異次元でした。
プレミアムはすべて100㎡超え、リビング天井高4800mm、セラミック天板の1000万円超する豪華なキッチン、ミーレ製食洗機、フローリングと収納扉突板仕上げ、全室ビルトインエアコン、トイレ2ヵ所、ウッドデッキ仕様のバルコニー、ガレージ優先権などなど、とんでもないスペックの高さでした。
プレミアム以外もメゾネットタイプがありますし、一般住戸でもスペック面が高いなど良い意味で『やっちゃってる』マンションです。
全住戸のバルコニーにシンボルツリーを配したいわゆるバルコニー緑化が多摩センターにあった試みで素敵ですし、内廊下にするなど差別化がなされています。
その商品力に対して小田急と京王の多磨センター駅からペデストリアンデッキ経由で徒歩5分とロケーションも良いのが最高なのですよね。
それだけ良いロケーションだからチャレンジできたとも言えるのですがロケーションが良いだけに商品力で勝負しなくても売れたであろう中であえてチャレンジするというのが…三信住建すごいですね。
私のこれからの人生でフォレアを超える郊外物件に出逢えるのかどうか。それも楽しみの一つにして活動していきたいと思います!!
プレミアムは完売してしまいましたがマンション全体としてはまだ販売中のため気になった方は検討してみてはいかがでしょうか!
以上総括とマンションマニア的2025年ビビビときた新築マンションベスト3でございました!!
では最後にいつものマンション選び綱領いきたいと思います!
【マンション選び綱領】
1.住み心地の確保は、マンション選びの生命である。
2.立地の遵守は、マンション選びの基礎である。
3.スペックの厳正は、マンション選びの要件である。
【マンション選び綱領】
1.住み心地の確保は、マンション選びの生命である。
2.立地の遵守は、マンション選びの基礎である。
3.スペックの厳正は、マンション選びの要件である。
— マンションマニア (@mansionmania) December 28, 2020
本年も本当に本当にありがとうございました~!!
来年もどうぞよろしくお願いいたします!!
皆様、よいお年をお迎えください!!
それでは失礼をいたします。
ありがとうございました!!







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