今回ご紹介するのはサンウッドテラス東京尾久です!
[物件概要]先着順3戸
売主:サンウッド
設計:南海辰村建設
施工:南海辰村建設
価格:5998万円~6798万円
専有面積:50.38㎡~59.95㎡(全体としては69㎡台もあり)
総戸数:33戸
規模:7階建て
交通:JR上野東京ライン・宇都宮線・高崎線「尾久」駅徒歩7分 東京さくらトラム(都電荒川線)「荒川車庫前」駅徒歩1分
所在地:東京都荒川区西尾久7丁目
竣工予定:2025年2月中旬
引き渡し予定:2025年3月中旬
管理費(月額)17590円~20930円
修繕積立金(月額)6550円~7800円
地図はこちらです↓
都電荒川線の荒川車庫前から徒歩1分、上野東京ラインの尾久駅へは明治通りを渡る必要はありますが徒歩7分とこちらも近いほうです。
上野東京ラインを使い倒したいという方にはアネシア東京尾久などのほうが合ってきますが荒川線を使う機会が多い方ですと今作のほうが合ってくるでしょう。また、用途地域としては準工業ではありますが周辺は戸建も多いですし上野東京ラインなどの線路と明治通りからはしっかりと離れるため静かめな住環境となっています。
都電荒川線の線路は背中側ですし、今作は共用廊下を内廊下としているためそこまで気にならないかと思います。
日常の買い物としては東武ストアへ徒歩4分、まいばすけっととスーパーバリューへ徒歩7分と選択肢があります。尾久駅は駅前がとても淋しいため最寄り駅の駅力としては強くないのですが住宅側にスーパーマーケットがあるため東武ストアは駅との間の通り道であるなど日常の買い物は不便ではありません。自転車であれば王子堀船のオーケー(コーナン)も数分です。1駅で上野、2駅で東京ですから電車を利用すれば楽しみも大きいでしょう。
今作は子育てファミリーが住みたいと思う面積帯の部屋が少ないためあまり関係ないのですが通学校は尾久第六小学校で徒歩3分、第七中学校で徒歩10分、リニューアルされたあらかわ遊園も徒歩9分であるなど子育てファミリーにとっても魅力が大きい街ですね。
エリア柄致し方ないですがハザードマップではしっかりと色がついています。
建設地は西側と東側一部、南側も細い道(私道)ですが接道、主開口部は東・南・西の設定です。従前は精密印刷の工場とビルがありました。
周辺は背の低い建物ばかりのため7階建ての今作は眺望が抜けてくる部屋も現状多くなっています。
エントランスアプローチとエントランスホールはこじんまりとしていますが外観デザインとしてはバルコニーガラス手摺で黒いラインを横に走らせつつ全体的には明るい色合いの壁面とすることで美しく高級感あるものとなっています。内廊下のレッドカーペットも良い意味で尾久っぽくなくてかっこいいですし建物で欲しいと思わせてくれる辺りは都心部での供給も多いサンウッドらしいですね。
価格と間取りの一部を共有いたします!
Aタイプ 3LDK 56.99㎡
Fタイプ 2LDK 50.38㎡
Gタイプ 3LDK 59.95㎡
2階 6798万円 坪単価374万円
Lrタイプ 3LDK 69.41㎡
平均坪単価は約400万円です。
せっかく子育てファミリーウケする立地でありながらもその子育てファミリーが住みたいと思える面積帯が少ないのは惜しいですね…56㎡台の3LDKはいくらなんでも厳しいですし…とはいえ70㎡ばかりにしてしまうとボリュームゾーンが8000万円台になってしまうため『尾久で8000万円台は厳しい』という判断での激しい専有面積調整でしょうか。
全体的にワイドスパンが多いため内廊下でありながらも行燈部屋(窓のない部屋)となっていないのは嬉しいですね。主開口部側の柱の食い込みのある間取りも多いのは気になりますが…
ただ、Fタイプの2LDKは柱も整っていますね。シングル層が1LDK+DEN感覚で購入するのであればゆとりある面積帯で買いやすい価格帯ですので狙い目感があります。ウォールドアを広げないとリビングが激狭ではありますがDEN感覚で仕事の時だけしめておけば良いですし、主寝室が広く収納もしっかりとしているため賃貸からのステップアップとしては贅沢なレベルです。
設備仕様としてはディスポーザーはないですしトイレはタンクを隠すタイプであるなど単価帯からするとスペシャル感はありません。
構造は二重床(床スラブ厚200mm)・二重天井、小規模マンションですが風除室とエントランスホールそれぞれにインターホンを設けて住戸玄関前にも玄関前カメラ付きインターホンを付けてくれています。(当たり前のようにありそうな住戸玄関前カメラ付きインターホンは意外と付いていない物件も多いです)
周辺相場を確認しましょう!
■プレジール尾久ステーションマークス
2013年築 尾久駅徒歩3分
新築時の坪単価約195万円
現在の坪単価約300万円
動き一例 約67㎡
新築時4100万円台
中古時6100万円台
■アネシア東京尾久Ⅱ
2019年築 尾久駅徒歩6分
新築時の坪単価約255万円
現在の坪単価約325万円
動き一例 約62㎡
新築時5300万円台
中古時6100万円台
上記相場からサンウッドテラス東京尾久が今時点で築10年だった場合の価値を算出すると
Fタイプ 2LDK 50.38㎡ 4階 5998万円 → 5000万円(築10年と想定)
となります。
あくまで今の相場での算出のため参考までにお願いいたします。
駐車場は建物下の平置区画が5台で設置率約15%、駐輪場は敷地内北側の屋外で設置率約190%です。
管理費は㎡単価月額約349円と重ためです。ただ、ディスポーザーなしではありますが小規模で内廊下ですので致し方ないでしょう。
周辺分譲マンションの維持費を確認しましょう!
■アネシア東京尾久 総戸数78戸 管理費㎡単価月額約188円
■アネシア東京尾久Ⅱ 総戸数51戸 管理費㎡単価月額約245円
■ピアース東京尾久 総戸数29戸 管理費㎡単価月額約320円
【住むレーション】
[都電荒川線]
荒川車庫前 8:00発
梶原 8:00着
栄町 8:01着
王子駅前 8:05着
飛鳥山 8:07着
滝野川一丁目 8:08着
西ヶ原四丁目 8:11着
新庚申塚 8:12着
庚申塚 8:13着
巣鴨新田 8:15着
大塚駅前 8:21着
向原 8:22着
東池袋四丁目 8:25着
都電雑司ヶ谷 8:26着
鬼子母神前 8:27着
学習院下 8:29着
面影橋 8:31着
早稲田 8:34着
荒川車庫前 8:04発
荒川遊園地前 8:04着
小台 8:06着
宮ノ前 8:07着
熊野前 8:12着
東尾久三丁目 8:13着
町屋二丁目 8:14着
町屋駅前 8:18着
荒川七丁目 8:19着
荒川二丁目 8:20着
荒川区役所前 8:21着
荒川一中前 8:22着
三ノ輪橋 8:25着
[上野東京ライン]
尾久 8:03発
上野 8:10着
東京 8:17着
新橋 8:22着
品川 8:28着
尾久 8:06発
赤羽 8:11着
浦和 8:20着
さいたま新都心 8:24着
大宮 8:28着
降りる人が少ない中で満員電車に乗り込む技は必要ですが2駅で東京駅ですから所要時間以上に楽でしょう。(何度もドアが空いたりしない)
羽田空港アクセス線が開通すると尾久駅からも羽田空港へダイレクトアクセスが可能になるかもしれないですね。
首都高(C2)の出入口も近いため車での遠出も便利です。
【総評】
上野駅や東京駅までの通勤利便性を優先したい方にとっては便利な立地ですね。
日常の買い物は近場で済ましつつ駅ビルやデパートなどがある都心部へもあっという間です。
建物デザインもサンウッド物件らしくかっこいいですし共用廊下がレッドカーペットの内廊下な辺りも心くすぐられるポイントです。
価格に関しては今の時代としてはまぁ致し方ないですかね…マイナー駅とはいえ絶対的都心距離は近いですからね…
ただ、記事化した物件としては2018年築のアネシア東京尾久が坪単価265万円前後、2019年築のアネシア東京尾久Ⅱが坪単価255万円前後、2023年築のグランシエロ東京尾久が坪単価320万円前後と『23区の穴場』感があったわけですが今作から穴場感はかなり薄れるものとなりました。
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