今回ご紹介するのはシティテラス八千代緑が丘ブリーズコートです!
[物件概要]
売主:住友不動産
設計:長谷工コーポレーション
施工:長谷工コーポレーション
価格:4100万円~5500万円
専有面積:75.00㎡~85.65㎡
総戸数:569戸(Ⅰ敷地:359戸 専有面積:68.06㎡~89.62㎡ Ⅱ敷地:210戸 専有面積:74.91㎡~90.97㎡)
規模:15階建て
交通:東葉高速鉄道「八千代緑が丘」駅から徒歩3分(グランドエントランス)
東葉高速鉄道「八千代緑が丘」駅から徒歩5分(ブリーズエントランス)
所在地:千葉県八千代市緑が丘西一丁目
竣工:2019年6月14日
管理費(月額)15185円~17195円
修繕積立金(月額)6680円~7640円
駐車場総:378台(Ⅰ敷地:218台うち身障者用1台、その他来客用2台・Ⅱ敷地:160台、その他来客用2台)、その他シティテラス八千代緑が丘ステーションコートとの共有地に244台(うち78台が本物件区分所有者の優先使用部分)(月額)3000円~10000円
自転車置場:796台(Ⅰ敷地:269台 Ⅱ敷地:527台)(月額)100円~400円
バイク置場:20台(Ⅰ敷地:14台 Ⅱ敷地:6台)その他シティテラス八千代緑が丘ステーションコートとの共有地に26台(うち8台が本物件区分所有者の優先使用部分)(月額)2000円
ミニバイク置場:6台(Ⅰ敷地:6台 Ⅱ敷地:なし)(月額)1000円
地図はこちらです↓
私自身マンションを購入して住んでいたことのある八千代緑が丘!!
先発棟のステーションコートを記事化したのが2016年、後発棟のブリーズコートを含む関連記事を公開したのが2018年ですからお久しぶりとなります。ただ、八千代緑が丘で精力的に供給を続けているのは住友不動産のためゆっくり販売ですからステーションコートは完売したものの2019年に竣工したブリーズコートⅠ敷地がようやく後半戦という状況です。そもそも年間で動く戸数が多くはないエリアですから大規模マンションをつくりたがらないデベばかりの中で住友不動産だからこそなせるわざですね。
今回ご紹介するシティテラス八千代緑が丘ブリーズコート(569戸)も2019年6月に竣工済み(Ⅰ敷地2019年、Ⅱ敷地2021年)ですし、エントランスホールなどを利用することとなる前作のシティテラス八千代緑が丘ステーションコート(437戸)は2017年築と新築マンションとしての販売ではありますが築浅中古と呼ばれる築年数と同等になっています。
都心から千葉へ伸びる東葉高額鉄道もとい東葉高速鉄道(1996年開業)はつくばエクスプレスのように話題になることは少ないのですが東京メトロ東西線に直通しており、実質の東西線として利用することができます。電車通勤なのに定期代の支給がないとなれば住んではいけない路線ではあることは言わずもがなですのでご注意ください。運賃マジやばです。
私が八千代緑が丘に住んでいた際は飯田橋まで通勤していました。7時18分の電車に乗って飯田橋駅までは1時間ほど、平日に八千代緑が丘で座れることはまずなかったですが奥のほうまではいけます。運が良ければ西船橋で座れますがあまり期待しないほうが良いです。東西線に入ると鬼の混雑となっていきますが車内中ほどまでいけているのでダメージは少なめでした。でもまぁ…東西線ですから混みます。帰宅時は西船橋行きを見送って~なので東西線沿線に住んでいる方よりは本数少なめですが基本的に東葉勝田台駅行きは快速のため乗ってしまえば楽です。
以前は東葉高速線内も速達運転する東葉快速(西船橋・北習志野・八千代緑が丘・東葉勝田台に停車)もあったのですが今はすべての電車が東葉高速線内は各駅停車となっています。
駅前には駅からデッキ直結のイオンモールがありますし、オーケーにトライアル、少し歩くとベルク(私が引っ越した後にオープン)などなど日常の買い物に関しては迷うくらい充実しています。物価も安いと感じました。駅から離れると道が狭くなったり、そもそも車での遠出が便利でないなど気になる点もありますが駅周辺は整備されており綺麗な街並みです。
シティテラス八千代緑が丘ブリーズコート付近はリーセントヒルズ側(メインストリートの公園都市通り沿い)と異なり近年整備が加速した(建設地はゴルフ関連施設跡地、アドレスも大和田新田から緑が丘西になりました!!)こともあり私が住んでいた約10年前とは大きく姿を変えています。
駅徒歩3分表記(ブリーズコートは徒歩5分表記)ですがグランドエントランスを出て横断歩道を渡ってしまえば公園都市プラザ(商業施設)となりそこからは屋根ありですから駅前に住んでいる感覚となれること間違いなしです。(屋根なし区間は信号待ちを除けば数十秒)
外観デザインに関しては東側にある3層吹き抜け(天井高約7m)のグランドエントランスが特徴的です。しかもその3層は住戸3列分、石積みの柱に窓も3層分の高さがあるのです。すみふ物件でも一部だけ2層吹き抜けで~ということが多い中でグランドエントランスのつくり込みは都内のすみふ物件よりレベルが高いといっても違和感ないでしょう。北側にあるブリーズコートのエントランスホールも二層吹き抜けに、大きな庇が伸びる車寄せもあります。ステーションとブリーズのアプローチにはサブエントランス、ブリーズ内の棟との間にはプライベートフォレスト(通路兼中庭、雨の日はステーションコートを経由することもできます)を設けるなどマンションの玄関部分や動線に関してはかなりこだわってくれています。
ブリーズに住まう方はステーションに住まう方よりも駅まで歩くのですがその歩く道のりに素敵なサブエントランスとプライベートフォレストを設けてくれているのはうまいなぁ~と感じました。駅から離れる棟に住むメリットとなりますからね。ステーションにはなかった車寄せがあるのも嬉しいポイントです。
共用施設はステーションコート側に集会室(1時間200円で貸切可能。パーティラウンジ・キッズスペース兼)、グランドエントランスの正面に広がるフォレストパーク、ブリーズ側にキッズプラザ(敷地内屋外の遊び場)、ブリーズコート専用のキッズルームがあります。総戸数1000戸超えの割にはそこまで贅沢なものではありませんがすみふにしては共用部多めかなぁ~と。
価格と間取りの一部を共有いたします!
Ⅰ敷地=2019年6月14日完成済 入居開始済
Ⅱ敷地=2021年9月2日完成済 2022年10月下旬入居開始予定
[Ⅰ敷地]
D-Bタイプ 3LDK 80.64㎡
4階 4300万円 坪単価176万円
D-Aタイプ 4LDK 85.65㎡
F-Aタイプ 4LDK 84.1㎡
[Ⅱ敷地]
H-A2タイプ 2LDK+S 75㎡
3階 3500万円 坪単価154万円
4階 3600万円 坪単価158万円
H-A3gタイプ 3LDK 75㎡
1階 3700万円 坪単価163万円
H-Bgタイプ 3LDK 78.14㎡
1階 4300万円 坪単価181万円
H-A3r1タイプ 4LDK 87.36㎡
H-Bタイプ 4LDK 86.33㎡
G1-B3gタイプ 3LDK 75㎡
G1-Aタイプ 4LDK 86.33㎡
G1-B2タイプ 3LDK 75㎡
G2-C1タイプ 3LDK 75㎡
3階 3500万円 坪単価154万円
11階 5000万円 坪単価220万円
G2-Dタイプ 4LDK 86.13㎡
5階 5800万円 坪単価222万円
平均坪単価は約185万円です。
間取りに関しては単調な田の字のオンパレードとなります。ただ、専有面積は今の時代にしてはしっかりとしています。
住戸によっては線路に面していますし、後ろの棟でも線路が近いことに変わりはないですから窓を開けて生活されるのであれば電車の音をほどよいBGMと割り切れるかですね。つくばエクスプレスと同じくロングレール採用路線ということもあってか数多くの線横物件を見てきた私個人の感覚からするとそこまで気になりません。(八千代緑が丘駅付近の線路はポイントがあるためロングレールが一部途切れる)
Ⅱ敷地のG1棟とG2棟はシティテラス八千代緑が丘内でも希少な南向き棟となっており線路を超えてくると眺望の抜け感も得られます。(ステーションコートの南向きは中庭ビューだが眺望は抜けにくかった)線路は3階相当となるため3階と4階以上では価格差がかなり大きなものとなります。
■2018年に撮影した東葉高速鉄道線車内から望む建設地動画
※記事下部の別動画では同じアングルの最新状況を共有しております
空地部分に機械式駐車場をもってきているため一部住戸を除けば中庭ビューといった感じにはなりません。
設備仕様としてはディスポーザーはありますが食洗機なし(有償オプションで設置可)、浴室ブラケットライト、トイレは古めかしいタンク式、可動式ルーバー面格子なしなど単価なりには落としてきています。ただ、バルコニーにミニシンクと防水コンセントがあるなど良い部分もあります。都内の物件を見てからだと気になる方は多いでしょうけども千葉県内での比較が主であれば気になりにくいかと思います。
構造は直床・二重天井、基本天井高は最大2600mm(2420mm等の部屋もあります)です。
音対策に関しては住戸によって二重窓にするなどしているのですがⅡ敷地の南向きは機械給気としているため壁面に電動給気シャッターも給気口もつきません。音を拾いにくいだけでなく見た目もスッキリします。
周辺相場を確認しましょう!
・アルファグランデ西八千代 1996年築 八千代緑が丘駅徒歩3分 緑が丘西2 新築時の坪単価約175万円 現在の坪単価約100万円
・カムザ・スクエア八千代緑が丘エスタシオン 1996年築 八千代緑が丘駅徒歩1分 緑が丘1 新築時の坪単価約180万円 現在の坪単価約115万円
・カムザ・スクエア八千代緑が丘タワーズ 1997年築 八千代緑が丘駅徒歩2分 緑が丘1 新築時の坪単価約175万円 現在の坪単価約120万円
・リーセントヒルズステーションフロント 2003年築 八千代緑が丘駅徒歩1分 緑が丘3 新築時の坪単価約125万円 現在の坪単価約110万円
・APAタワーズ八千代緑が丘 2004年築 八千代緑が丘駅徒歩1分 緑が丘1 新築時の坪単価約120万円 現在の坪単価約115万円
・サンクタス八千代緑が丘フォレストヴィラ 2009年築 八千代緑が丘駅徒歩9分 大和田新田 新築時の坪単価約150万円 現在の坪単価約90万円
・パークタワー八千代緑が丘 2012年築 八千代緑が丘駅徒歩2分 緑が丘1 新築時の坪単価約160万円 現在の坪単価約170万円
・レーベン八千代緑が丘LUCE 2016年築 八千代緑が丘駅徒歩3分 緑が丘西1 新築時の坪単価約160万円 現在の坪単価約160万円
・シティテラス八千代緑が丘ステーションコート 2017年築 八千代緑が丘駅徒歩3分 緑が丘駅西1 新築時の坪単価約175万円 現在の坪単価約170万円
上記相場からシティテラス八千代緑が丘ブリーズコートの将来価値を予想すると
H-Bタイプ 4LDK 86.33㎡ 4階 5000万円(新築時) → 4500万円(築10年時)
となります。
あくまで今の相場での予想のため参考までにお願いいたします。
借りる(貸す)とすれば㎡単価月額約2000円ちょっとですから利回りとしては4%前後です。
駐車場は屋外機械式が主(一部平置き)で全体の設置率は約60%、作業中雨に濡れてしまう屋外です。区画にこだわらなければ現状確保可能とのことでした。出入口にはチェーンゲートがあります。
駐輪場も屋外で設置率約140%です。
管理費は㎡単価月額約200円、板状の大規模マンションとしてはけして軽い数字ではありませんがしっかりと24時間有人管理を採用しています。
【住むレーション】
[東葉高速鉄道(東西線直通)]
八千代緑が丘 7:44発
船橋日大前 7:46着
北習志野 7:48着
飯山満 7:51着
東海神 7:56着
西船橋 7:59着
浦安 8:11着
葛西 8:14着
西葛西 8:16着
南砂町 8:20着
東陽町 8:23着
木場 8:26着
門前仲町 8:29着
茅場町 8:32着
日本橋 8:35着
大手町 8:37着
竹橋 8:39着
九段下 8:42着
飯田橋 8:44着
神楽坂 8:46着
早稲田 8:49着
高田馬場 8:52着
落合 8:55着
中野 8:58着
八千代緑が丘 7:57発
八千代中央 8:00着
村上 8:01着
東葉勝田台 8:04着
通学校は新木戸小学校(以前は2010年に開校したみどりが丘小学校)でエントランスから徒歩5分、イオンモールの南側で道のりも悪くありません。中学校は高津中学校で徒歩20分弱と距離があります。公園は点在していますが大きめのだと船橋市の坪井近隣公園まで足を延ばす方も多いでしょうか。
車での遠出が比較対象となりがちなつくばエクスプレス沿線、京葉線沿線に比べるとグッと不便になるのはデメリットとなります。
【総評】
千葉県内で似た価格帯となれば流山おおたかの森、柏の葉キャンパス、幕張ベイパークなどホットな街も多いため「八千代緑が丘??」と思われる方も多いかもしれませんが客観的に見ても便利ですし、個人的な元住民目線としてもおすすめしやすいです。
マンション自体が駅に近いですし、駅周りには商業施設も充実、小学校も近く(小児科も近いですし公園も点在)電車に乗ってしまえば実質の東西線ですから乗り換えなしで都心へアクセスできます。
八千代緑が丘は千葉ニュータウンなどと同じく地盤が強いと言われるエリアですからそこは千葉湾岸エリアと比べた際の強みとなります。
買いにくい点を挙げるのであればすみふらしく間取りが単調なのでそれを良しと思えない方には難しいでしょう。
後は電車賃ですね。つくばエクスプレスもそうですがとにかく高いので家族の中で定期代出ない人がいたり電車で通学させたい(もちろん学生運賃にはなりますが)となれば厳しく感じやすいでしょう。
予算4500万円前後で3LDKを求めているのであれば検討候補の一つにしてみることをおすすめいたします。
敷地北側ではシティハウス八千代緑が丘も建設されます。2022年春から販売開始を予定しており同時に案内を受けることが可能です。総戸数618戸(Ⅰ敷地:273戸、Ⅱ敷地:345戸)ですから八千代緑が丘×すみふがまだまだ続いていきます。
~シティテラス八千代緑が丘とシティハウス八千代緑が丘を比べてみた~
※案内会が始まる前の公式HPオープン段階で調べたもので情報量は少なめですが参考にされてください
・シティハウスは南向きが少なく、数少ない南向きも斜め方向にシティテラスが被る
→眺望の抜け感を得たいのであればシティテラスの南向き(Ⅱ敷地)を購入しておきましょう
・線路に近いのがどうしても無理
→シティハウスは線路から離れるため電車の音が気になりにくくなる
・南向きは譲れないけど窓を開けて生活したい…
→シティハウスの南向きが合ってきます
・オプションを楽しみたい
→シティハウスの第一期であれば天板変更などのオプションも間に合うはずです(モデルルームで確認されてください。スケジュール的には大丈夫なはず)
・部屋の広さよりも共用施設の充実を優先したい
→シティハウスのほうが部屋の面積は削られますがコロナ禍後の設計のためスタディルーム系の共用施設ができそうです(シティハウスは専有面積が70.38㎡~81.36㎡と少し刻まれる)
・パークビューを楽しみたい
→あくまで計画段階ではありますがシティハウス西側の調整池が公園(南部近隣公園)になるかもしれません
シティテラスが選べる内は後発棟を待つ理由は薄いと感じるもののシティハウスの西側は化けそうなんですよね。
シティハウスの正式価格に関しては未定ですが南向き上層階70㎡で4700万円前後(坪単価約220万円)ほどで計画中とのことで階数と向き合わせすると値上げという感じはありません。シティハウスはゼッチマンションとなるようですね。共用施設だけでなく環境配慮という面でもシティテラスより今どき感はありそうです。
動画もご覧ください!
■シティテラス八千代緑が丘・シティハウス八千代緑が丘 建設地周辺レポート・モデルルーム見学後のファーストインプレッション
チャンネル登録もよろしくお願いいたします!!
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