バウス柏 予定価格と間取り モデルルーム訪問

今回ご紹介するのはバウス柏です！

［物件概要］

売主：日本土地建物
施工：ファーストコーポレーション
価格：3158万円～5258万円
専有面積：56.56㎡～72.02㎡
総戸数：78戸
規模：地上14階建
交通：JR常磐線・東武アーバンパークライン「柏」駅徒歩5分
所在地：千葉県柏市柏2丁目
竣工予定：平成29年9月下旬

地図はこちらです↓

まず売主の日本土地建物に関してですが、あまり知名度はありませんが歴史ある企業です。主な事業は都市開発やソリューション事業ですから分譲マンション事業はたまにJVで名を連ねる程度となっています。分譲マンション事業だけが収益ではないという点は安心材料が多い売主だと評価します。同社は以前「ラヴィアンコート」というブランドで分譲マンションを供給しており、記憶の限りではラヴィアンコート川口南鳩ヶ谷とリビオ海浜幕張ラヴィアンコートを見学しました。

そんな歴史ある同社が新たに立ち上げた分譲マンションブランドが「バウス」です。その第一号となるのが同マンションですから当然力を入れています。まず立地条件ですが柏駅から徒歩5分、通り道にはヨーカドー、商店街などがありますから大変便利なわけですが、現地周辺は比較的静かな環境です。ビッグターミナル駅から近いにもかかわらず静かな環境というのは大変魅力的です。

外観なども凝っており、敷地形状を活かしたエントランスまでのアプローチ、そしてエントランスホールの先にはアトリウム。規模の割にはしっかりとコストをかけたものとなっています。

構造に関しては二重床、二重天井、床スラブ厚約225mmとなっており、設備についてもディスポーザー、食器洗い乾燥機、非接触型キー(エントランス、駐輪場など)、床暖房と充実、また、角住戸率67％、玄関前ポーチ付き率67％、浴室窓付き率50％と間取りなども魅力的なものとなっています。

柏駅からは上野東京ライン(常磐快速線)が利用できるわけですが、高崎線、宇都宮線と違い品川止まりとなります。発表時は常磐線沿線住民からは「え～！！」という意見が多く聞こえてきましたが、蓋を開けてみると「空いている」「帰りに品川駅から座れる」「ダイヤ乱れに巻き込まれにくい」とむしろ好評のようです。常磐緩行線も小田急線の複々線化工事が進めば小田急線直通が増えますから今後も利便性が向上していきそうです。

それでは価格と間取りの一部を共有いたします。※価格は記事作成時点での情報です

Bタイプ　56.56㎡　3階　3158万円　坪単価184万円

Cタイプ　70.5㎡　3階　3958万円　坪単価185万円

管理費（月額）8900円～11400円
修繕積立金（月額）5660円～7210円

駐車場：16台（機械式15台、来客用1台/平置）
駐輪場：156台
バイク置場：6台

周辺の築浅中古マンション相場を確認してみましょう！

下記マンションは東口、西口関係なく柏駅徒歩5分以内、直近1年間程度で動きがあった築浅中古マンションとなります。

・ライオンズタワー柏　2016年築　駅徒歩3分　坪単価220万円台～坪単価300万円台
・藤和シティホームズ柏駅前　2006年築　駅徒歩3分　坪単価150万円台～坪単価160万円台
・シティハウス柏ステーションコート　2005年築　駅徒歩4分　坪単価150万円台

現在の市況のままだと仮定して、バルス柏のBタイプ、56.56㎡、3階、3158万円のお部屋を購入して10年後に売却する場合は2500万円台前後となるでしょう。市況が大荒れしない限りはフルローンでも残債割れはなさそうです。

ライオンズタワー柏に関しては新築時よりも1300万円程度値上がりしたお部屋がありました！

参考記事→近郊、郊外エリアで値上がっているマンションは？

【総評】

歴史ある企業の新ブランド第一号物件というだけあり力を入れてきていると感じ取れました。価格帯も目に優しく、管理費も抑えているため現在供給中の新築マンションとしてはけして悪くない選択肢だと評価しています。同マンションを選択することは少々言葉が悪いですが「無難」です。駅に近く、それほど価格が高くもなく、駅近の割には静かで・・・大きな特徴もないのですが大きな欠点もありません。万人受けするマンションであると言えます。

シングル～ディンクス～ファミリー～シニア、誰が住んでも納得できるマンションではないでしょうか？駅からも近いので売るにも貸すにも大きな心配はいりませんから同沿線や流山市など近隣エリアで住まい探しに迷ったら万人受けする同マンションも検討してみてはいかがでしょうか？

記事内画像出典：バウス柏公式HP