今回ご紹介するのはサーパス宇都宮一番町セントマークスです!
[物件概要]
売主:穴吹工務店
施工:穴吹工務店
価格:2920万円(1戸)~4490万円(1戸)
専有面積:59.59m2(1戸)~84.28m2(9戸)
総戸数:70戸(店舗1戸含む)
規模:地上15階建
交通:JR「宇都宮」駅より徒歩8分
所在地:栃木県宇都宮市一番町
竣工予定:平成30年1月下旬
※価格と専有面積は第一期販売概要
地図はこちらです↓
宇都宮駅最寄りとしては大手地区の再開発タワーが注目されていますが、私は宇都宮駅からほど近い場所で供給されるサーパス宇都宮一番町セントマークスにも注目しています。宇都宮でマンション?!と思われる方も多いかもしれませんが需要はあるエリアとなっています。栃木県内で働く人からすれば好まれる立地ですし、転勤で宇都宮に越してくる人からしても「宇都宮駅近辺に住みたい」と思うことが多いですね。
新幹線に乗れば東京駅まで50分、仙台駅まで63分でアクセス可能、同マンションに住めば駅近辺の商業施設、県庁方面のパルコ、メガドンキなども利用できますから日常の買い物に困ることはありません。ただ、どちらも物件からは徒歩で10分程度です、気軽に~という距離ではありません。それでも車社会のエリアですからさほど気にならないと言いたいところですが駐車場の設置率は50%弱です。。
会社が近辺にあったり、都内方面へ通勤する方で車を所有しない方からすると他にいくらでも駅に近い築浅中古マンションがあります。ではどのような層がこちらのマンションを選ぶのか?駐車場が50%ありますから総戸数の半分を供給するのは難しいことではありません。(敷地内駐車場が確保できるのであれば)ただ、残りの半分はどう売っていくのか?ここに注目したいですね。車はいらない!職場が近く、もしくは電車通勤でかつ新築にこだわる・・・。
ただ、販売の追い風になるニュースがあります!
以前から計画されていたLRT(宇都宮ライトレール)がついに工事着手に向けて動き出しました!予定では年度内に工事着手、2019年末の開業を目指します。運行本数はラッシュ時に毎時10本、通常時に毎時6本の予定、先行整備されるのは宇都宮駅東口から本田技研工業の拠点などがある芳賀町大字下高根沢までの14.6kmとなります。最終的には西口側も整備される予定ですが、まずは東口からとなります。
車社会から公共交通機関で事が済む街にシフトしていくことが地方都市として生き残る最善の手段ではないでしょうか?
しかしながら相変わらず反対運動も激しいですね。大きな事業ですからいろいろな意見があるのは当然ですが地方都市に明るい未来はなかなか見えません。そんな中、このような事業が着手されようとしているのは地方都市としては稀で、地域活性のチャンスと考えるべきではないでしょうか。既存路線を利用しないLRTのモデル事業としても注目しています!
価格と間取りの一例です!
D2タイプ 59.59㎡ 15階 2920万円 坪単価161万円
管理費(月額)9099円 修繕積立金(月額)5100円
駐車場:37台:月額使用料13000円~19000円(内訳:屋外平置11台、屋内機械式5台、屋外機械式21台)
バイク置場:6台:月額使用料800円・1000円
駐輪場:83台:月額使用料200円~400円(内訳:平置き6台、ラック式77台)
周辺の築浅中古マンション相場を確認してみましょう!
・ザ・レジデンス宇都宮 2011年築 駅徒歩3分 坪単価140万円台
・オヴェスト宇都宮ザ・タワー 2000年築 駅徒歩2分 坪単価100万円台
・ナイスシティアリーナ駅東公園 2005年築 駅徒歩8分 坪単価90万円台
駅近くの分譲賃貸の場合、70㎡で月額15万円程度と賃料はそこそこ取れるエリアです。
まずはLRTが無事に工事着手できることを願っています。そして大手地区の再開発タワーは来年には販売活動が始まりそうです。補助金も多いため戸あたり原価は2500万円程度の見込みとなっており、そのほか経費などを考慮してもタワマンとしてはお安く供給される可能性があります。1階と2階には店舗も入りますから街の活性化にもなります。宇都宮エリアから目が離せません!
記事内画像出典:サーパス宇都宮一番町セントマークス公式HP
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