今回ご紹介するのはプラウド府中セントラルです!
[物件概要] ※記事作成時点での販売概要(予定)
売主:野村不動産
施工:鴻池組
価格:3980万円台~7890万円台
専有面積:53.60m2~80.88m2
総戸数:99戸(非分譲住戸36戸含む)
規模:地上16階
交通:京王線「府中」駅徒歩3分
所在地:東京都府中市府中町二丁目
竣工:平成30年1月下旬
駐車場:31台 機械式30台 身障者優先平置き1台 月額25000円以内(予定)
駐輪場:198台 2段式90台 スライドラック式100台 平置き8台
ミニバイク置き場:2台
地図はこちらです↓
野村不動産×府中と言えばプラウド府中ステーションアリーナが記憶に新しいところ。ブログでも「買うべき!」とおすすめしましたが読者様からも購入者が出るなど人気マンションとなりました!
プラウド府中ステーションアリーナ、街ゆく人がこのマンションを見上げて「すごい!」「住みたい!」と言っているのを見て「再開発、駅(ペデ)直結に敵なし」とあらためて感じました。 pic.twitter.com/UL3WJAgt4L
— マンションマニア (@mansionmania) 2017年1月7日
しかしながら過去には戻れませんから今時点で府中駅近くで検討するならばプラウド府中セントラルかプレミスト府中のどちらかとなります。
比較して迷われているという相談も来ますが一番聞かれるのは「資産価値はどちらが高いですか?」ということ。これは答えは簡単でプラウド府中セントラルのほうが下落率が低いでしょう。資産価値を第一優先にしつつも新築オンリーで検討しているならば府中ではプラウド府中セントラルが優れています。
理由としては販売価格はもちろんプレミストは西向きオンリー、プラウドは南向きオンリーと向きの差もあります。大和ハウスも大手ではありますが正直野村不動産のプラウドのほうが人気です。【新築時の販売価格】【向き】【ブランド力】を考えればプラウドのほうが値下がりしにくいことはあきらかです。
では室内の満足度はどうか?これはずば抜けてプレミストのほうが満足度が高くなります。プレミストの天井高は2800mm、プラウドの天井高は2450mmと一目瞭然。プレミストに関しては逆梁ハイサッシですから室内の開放感はもちろん外から見たときの高級感もあります。また間取りもプレミストのほうがこだわっています。エントランスホールはどちらも高級感があり同レベルと評価します。
駅距離はほぼ同じですが立地条件はどうか?プレミストは住居のみですからマンション自体は静かですが交通量の多い道路に挟まれているため音と排ガス問題があります。プラウドは商業施設を下階に設け、敷地内広場ではイベント(フリマなど)を開催するため車以外の音がします。ただし排ガスの心配はありません。どちらも音問題を抱えているわけですから立地条件としては大差ありません。
プラウド府中セントラルのメリットは下階に商業施設を設けるためセキュリティに力を入れています。プレミストは玄関前カメラなしインターホンですがプラウドは玄関前カメラ付きインターホンとなっており、エレベーターも鍵がないと動きません。またプラウドは音問題に配慮して二重サッシとなっています。
プラウド府中のネックとしてはもともとあったマンションの建て替え事業ですから地権者住戸が36戸、店舗事務所が14区画となっています。タワマンのように500戸の内50戸というようなレベルではなく99戸中36戸+店舗が14区画ですから購入者は「新参者」となります。新参者扱いが嫌であればプレミストを選ぶべきでしょう。いやいや、昔から住んでいた方々は大先輩でございます!と思えるならプラウドを選んでも問題ないでしょう。
店舗に関してはしっかりと野村が選定するものの将来的にはどうなるかわかりません。空きテナントがでればそのままというわけにもいかず、地権者の力が強ければ当初では入れなかったようなテナントになるかもしれません。こればかりは最初は野村がしっかりとしてくれますがその後は管理組合の判断ですから将来的にはどうなるかわからないですね。ただテナントが入っているマンションはランドマーク的存在になりやすいですから自然と資産価値も高まります。また野村系の管理会社となる予定ですからその点は安心材料ですね!建て替え事業だとデベ系列の管理会社が入れない場合も多いので。。。
予定価格と間取りの一部を共有します。
A1タイプ 76.70㎡ 南・西角住戸 管理費・修繕積立金 月額28000円程度(予定)
9階 6880万円 坪単価296万円
14階 7490万円 坪単価322万円
D2タイプ 63.87㎡ 南向き 管理費・修繕積立金 月額24000円程度(予定)
16階 5480万円 坪単価283万円
周辺相場を確認しましょう!
ライオンズタワー府中 2000年築 府中駅徒歩3分 坪単価210万円程度
プラウド府中西 2004年築 府中駅徒歩2分 坪単価220万円程度
プラウド府中マークス 2014年築 府中駅徒歩4分 坪単価260万円程度
上記の相場観からプラウド府中セントラルの将来価値を予想すると
63.87㎡ 5280万円(新築時) → 4980万円(築3年時) 3980万円(築10年時) 3600万円(築15年時)
となります。あくまで今の相場での予想ですから参考までにお願いいたします。
参考までに建て替え前の府中セントラルハイツ(1978年築)ですが建て替え決定前は坪単価150万円程度で動いていたようです。長い年月はかかりましたが約倍の価値になるというお宝物件でした!
交通アクセスです。(プレミスト府中の記事と共通)
京王線府中駅は特急停車駅のため運行本数も多く都心への移動時間も短くなっています。
住むレーション(平日)
[府中→新宿 京王線]府中駅 8:30発
新宿駅 9:04着
府中駅 8:05発
新宿駅 8:46着 8:51発
東京駅 9:05着
府中駅 8:20発
明大前駅 8:47着 8:51発
渋谷駅 9:04着
【総評】
資産価値に重きを置くならばプラウド、建物、内装、間取りなどへの満足度に重きを置くならばプレミストを選ぶと良いのではないでしょうか!新築時の売れていくスピードもプラウドのほうが早いであろうと感じました。また永住志向ならプレミスト、買い替え志向ならプラウドという選び方もいいでしょう。
プレミストは注文住宅の「高いお金を払う代わりに納得いくものに住める」という感覚に近いですね。プラウドは万人ウケする造りなのでプレミストに比べると面白味は少ないですがいつか売るときも選んでくれる人が多くなりますから売り易くなります。
2物件を見学するとそれぞれの会社の特徴が出ていて面白いですね!大和ハウスのプレミスト府中は住んだ後の満足度を高める住まいを、野村不動産のプラウド府中セントラルは事業的・投資的な目線で資産価値を高めるマンションを・・・これはぜひ2物件を見学して比較していただきたいです!
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