今回ご紹介するのはヴェレーナ湘南藤沢です!
[物件概要]第1期2次先着順
売主:大和地所レジデンス
設計:T設計工房
施工:門倉組
価格:5898万円〜7998万円
専有面積:67.37㎡〜80.60㎡
総戸数:36戸
規模:8階建て(建築基準法上地下1階地上7階建て)
交通
JR東海道本線・小田急江ノ島線「藤沢」駅徒歩20分
JR東海道本線「藤沢」駅 バス約10分、バス停下車徒歩4分
JR東海道本線「大船」駅 バス約25分、バス停下車徒歩3分
所在地:神奈川県藤沢市高谷
竣工予定:2026年5月下旬
引き渡し予定:2026年6月下旬
駐車場:22台(月額9000円〜12000円)
自転車置場:73台[平面スライドラック式32台、 上段ラック式16台、下段スライドラック式24台(月額100円〜400円)・平置1台(管理員用、月額:無償)]
バイク置場:4台(月額3000円)
管理費(月額)16640円〜19910円
修繕積立金(月額)8080円〜9670円
インターネット月額使用料1650円
町内会費(月額)250円
地図はこちらです↓
またまた東海道線の村岡新駅(仮称)絡みのエリア内で日本綜合地所もとい大和地所レジデンスの分譲マンションとなります。
日綜時代から供給があったエリアの一つですがここ最近はとくに増えていますね。
前回ご紹介したヴェレーナシティ鎌倉深沢は新駅の東側で鎌倉市アドレス、今作は新駅の西側で藤沢市アドレスとなります。
村岡新駅(仮称)は2032年頃の開業を予定しているためまだまだ時間はかかりますが開業すると今作から直線距離で約600m、徒歩分数にすると10分ほどとなり最寄り駅になります。若干の高低差はありますがエリア内としては気になるほどではありません。
駅前と連動した鎌倉市側の街づくりを目指す深沢地区は逆側のためそちらの恩恵はあまりないかと思いますが今作側も駅前広場が整備されるなど時間はかかれど将来が楽しみであることは確かです。(十二天公園付近の少し先に駅前広場ができる予定です)
今作は田谷藤沢線沿いですが新駅寄りのため開業後は1回曲がれば後は新駅まで一直線、線路沿いの道は歩道もそこそこ広いなど歩きやすい道のりです。同じく田谷藤沢線沿いであったヴェレーナシティ藤沢は標高の高さがストロングポイント(南向きで日当たり&眺望の抜け感が抜群)であった一方で今作は標高が低い側のため利便性としては上回っています。(それでも藤沢駅まではそれなりに起伏があります)
とはいえ現状としては藤沢駅徒歩20分ですから毎日徒歩で~というのは少々非現実的で駅との行き来は自転車もしくは路線バス利用を前提に購入される方がほとんどでしょう。
徒歩3分の小塚停留所と徒歩4分の村岡東二丁目停留所から藤沢駅や大船駅へアクセス可能です。平日の朝ラッシュ時間帯であれば合わせて毎時10本超、日中は合わせて毎時5本ほどの運行本数となっています。
日常の買い物は田谷藤沢線を北上するとオリンピックがあり徒歩7分、藤沢駅前に頼らない生活が可能です。そもそも今作を選ぶ方がマイカーなしであるとは考えにくい(マイカーなしであれば同価格帯でもっともっと駅に近い選択肢がある)ですから徒歩で買い物という価値観ではないでしょう。
通学校は高谷小学校で徒歩4分、村岡中学校で徒歩13分です。ヴェレーナシティ藤沢は小学校(今作とは異なる村岡小学区)まで徒歩20分弱というのがウィークポイントでしたが今作は小学校が近いですね。
建設地は西側の田谷藤沢線(側道と面しており本線はオーバーパス)と東側の生活道路に面した南北に長い土地形状で主開口部は東方面です。従前はガーデニングを中心としたリフォーム会社の展示場がありました。
今作は第二種住居地域ですが東方面は接道挟んだ先から第一種低層住居専用地域(正確には接道から数m先まで第二種住居地域混在)となるため4階くらいでも視界抜けしてきます。(電線は注意して選びたいところです)
南方面も現状は背の低い建物のため妻窓からは採光を得られますし眺望の抜け感もあります。背中側は交通量多い通りではあるものの全戸ワイドスパンにすることで共用廊下に面する部屋をできるだけ少なくしているため部屋の中に入ってしまえば音ネックは感じにくいものとしてくれています。
外観デザインは大和地所レジデンスにしては大人しい印象を受けますがベージュ基調とガラス手摺、そこに垂直のマリオンを流してリゾートマンションのような雰囲気なのはエリアにマッチした感じがしますね。エントランスアプローチの館銘板を兼ねた袖壁がライトアップされるのも夜の雰囲気の良さに期待がもてそうです。
総戸数36戸ですから特別な共用施設はありません。(エントランスホールがラウンジ兼集会スペースになっている程度)
価格と間取りの一部を共有いたします!
()内は建築基準法上での数え方で地下1階の場合は一般的なマンションの1階相当
BOLタイプ 3LDK 72.62㎡
Eタイプ 3LDK 70㎡
Grタイプ 3LDK 75.4㎡
Frタイプ 3LDK 80.6㎡
平均坪単価は約310万円です。
全戸約8mのワイドスパン、オールリビングin洋室と洋室1部屋のみがリビングin、1階のオープンエアリビング&テラス、ルーフバルコニー付きなど総戸数36戸ではありますが好みで選べるラインナップとなっています。ルーフバルコニー付きプランはコーナー部分もサッシであればより開放感あったのですがコスト的に難しかったでしょうか。(今の時代にしては目に優しい単価帯)
敷地内でも高低差があり東側が低くなっているため建築基準法上は地下1階が存在しますがバルコニー側が潜ってしまうわけではありません。1階の廊下側は影響してきますがいずれにしてもワイドスパンで共用廊下側の窓は少ないですからそこまで気にすることではないでしょう。
設備仕様としてはディスポーザーはありませんが食洗機、ミストサウナ、アグアクリーン(すべての水が活水になる)など悪くはないですが直床(スラブ厚ボイドスラブで約220mm~270mm)、トイレ手洗いカウンターがないなど気になる部分もあります。(今の時代の坪単価300万円ほどと考えればスペックが低いというわけではないです)
周辺相場を確認しましょう!
■グランシティユーロコート藤沢
2007年築 藤沢駅徒歩18分
新築時の坪単価約175万円
現在の坪単価約150万円
動き一例
約60㎡
新築時3300万円台
中古時2600万円台
■ヴェレーナシティ藤沢
2023年築 藤沢駅徒歩23分
新築時の坪単価約200万円
現在の坪単価約200万円
上記相場からヴェレーナ湘南藤沢が今時点で築10年だった場合の価値を算出すると
Eタイプ 3LDK 70㎡ 5階(4階) 6298万円 → 4000万円(築10年と想定)
となります。
あくまで今の相場での算出のため参考までにお願いいたします。
駐車場は機械式で設置率約61%、現状では徒歩20分クラスの物件ですから少なく感じますね。(ヴェレーナシティ藤沢は設置率約70%で空きなし)
一方で駐輪場は1世帯2台は確保できます。(ファミリー向け立地&専有面積でも設置率150%ほどのマンションも少なくないのですよね…今作は200%です)
管理費は㎡単価月額約247円、総戸数からすれば違和感ないのですがこれまでの同ブランドマンションと比べるとコストパフォーマンスが悪いです…ディスポーザーと水物ありのヴェレーナシティ鎌倉深沢は㎡単価月額約185円でしたからね…
周辺分譲マンションの維持費を確認しましょう!
■グランシティユーロコート藤沢 総戸数68戸 管理費㎡単価月額約210円 ※駐車場代込み
■ヴェレーナシティ藤沢 総戸数102戸 管理費㎡単価月額約192円
【住むレーション】
[路線バス]
小塚 7:22発
弥勒寺 7:24着
東橋 7:25着
藤沢駅北口 7:32着
村岡東二丁目 7:40発
村岡東一丁目 7:41着
小塚地下道前 7:43着
アズビル前 7:43着
川名橋 7:44着
日ノ出町 7:46着
藤沢駅南口 7:50着
小塚 7:30発
十二天公園前 7:31着
湘南アイパーク 7:34着
湘南鎌倉総合病院 7:37着
四季の杜 7:40着
ナスステンレス前 7:41着
南岡本 7:42着
フラワーセンター入口 7:42着
鎌倉武道館前 7:45着
大船消防署 7:46着
大船駅東口交通広場 7:56着
[上野東京ライン]
藤沢 8:01発
大船 8:06着
戸塚 8:12着
横浜 8:23着
川崎 8:33着
品川 8:44着
新橋 8:51着
東京 8:54着
藤沢 8:06発
辻堂 8:10着
茅ヶ崎 8:14着
平塚 8:20着
[湘南新宿ライン]
藤沢 7:44発
大船 7:49着
戸塚 7:56着
横浜 8:08着
武蔵小杉 8:20着
大崎 8:30着
恵比寿 8:35着
渋谷 8:38着
新宿 8:43着
[湘南(有料特急)]
藤沢 7:45発
大崎 8:22着
渋谷 8:30着
新宿 8:35着
藤沢 8:00発
品川 8:38着
新橋 8:44着
東京 8:48着
[小田急線モーニングウェイ(有料特急)]
藤沢 8:10発
大和 8:27着
相模大野 8:36着
新百合ヶ丘 8:48着
新宿 9:10着
高速道路の出入口まで少々距離がありますし、エリア柄渋滞も少なくないですから慣れていない方ですとストレス感じやすいでしょうか。(あくまで個人的な感覚ですが藤沢エリアの物件調査は電車で行きたくなるくらいです)
【総評】
10年後くらいが楽しみなエリアですね。(村岡新駅に限らず物価高騰の影響はかなりのかなり大きいため今後開業時期が遅れる開発事業は多くなることでしょう)
もちろん現状の立地が気に入ったから買う、そして将来価値はあくまで飴ちゃんという思いでいるべきではありますが新駅ができるということは早々ないことですし、しかもそれが東海道線となれば熱海駅開業以来の約107年ぶりですから本当に楽しみです。
総戸数が少ないためコストパフォーマンスとしては今一つですがエリア内では背が高い建物ですから竣工すれば目立ってきますし、眺望の抜け感をより感じやすいように全戸ワイドスパンというのもスペシャルです。
価格に関しては建築費高騰の影響がモロに影響しやすい総戸数ということもあってかこれまでの同ブランドマンションと比べるとなかなか重たいですね。
数ヵ月前まで購入できたヴェレーナシティ鎌倉深沢が坪単価250万円ほどでしたからそこから2割ほど上昇、数年前に供給していたヴェレーナシティ藤沢に関しては坪単価200万円ほどでした…それらが中古市場で大きく値上がりしているわけではなく『新築だけが高くなっている』ということを受け入れる必要があります。
関連記事
ヴェレーナシティ鎌倉深沢 価格と間取り 将来の大化けが楽しみすぎる立地!!
コメントを残す