新築マンション「駅近=資産性が高い」は本当か
上記コラムにコメント協力しておりますのでぜひご覧ください!
いや~しかし駅近志向の方が多いですね~。毎月100組ほどのメール相談、その内20組前後の方と対面相談を実施していますが本当に駅近を狙う方ばかり。
トレンドですし本人たちがそれを望むのであれば否定するつもりもないのですがコメント協力した記事内にあるように駅近でないマンションを最初から検討しないというのはもったいないですね。一概には言えませんが駅から離れるマンションは駅近がトレンドですし売りにくい・・・だからこその工夫が見られます。
トレンドの波に乗るのも良いことかとは思いますが服を買うのとは訳が違いますからご自身にとって駅近マンションが本当に幸せになれる答えなのかは駅距離があるマンションを検討して初めて出るものではないでしょうか。
周りの意見やメディアに流されていることと言えば「天災リスク」についてもそうですね。
「ハザードエリアは無理!」
「液状化しそうなエリアは無理!」
このような意見も多く、たしかにリスクであることに変わりはありません。もちろん万が一の際にマンション自体は大丈夫でも周辺、つまり街が被害を受けてしまう可能性はあります。
ただ、ただ、ただ。。。相談を受けていて一番驚くのは上記のリスクを避けたいという方が火災のリスクに関して気にしていない方が多いということ。。。
ハザードエリアは無理!液状化しそうなエリアは無理!
でもその方が検討している街は住宅密集地。しかも古めの木造住宅が多いエリア。
「天災リスクを気にされているようですが(マンションの周りの)火災に関しては気にされないのですか?」
と質問すると答えに困ってしまう方が多くいらっしゃいます。
天災リスクを気にされている方に上記を説明すると
「たしかに毛嫌いしていたハザードエリアの〇〇(エリア名)は新しいタワーマンションが建ち並んでいるわけで(マンションの周りの)火災のリスクは少ないですね。。。」
と理解していただける方が多いです。
これは東日本大震災が発生した際にどちらかというと水害や液状化が多く、それがニュースなどになっているため地震などが発生した際に恐れられている火災については意識されていない方が多いのです。阪神淡路大震災では火災被害のほうが多かったわけで天災リスクを気にしつつ住まいを探される方であれば絶対に忘れてはならないポイントだとは思うのですが。。。
時代に流されすぎずご自身に合った住まいに出会っていただけたら幸いです。
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